変更
様々なコンフィグ・ファイルを廃止しました。これによって、テクスチャは1つのファイルで一つのテクスチャとなります。 テクスチャのセットや、エフェクとをダイナミックに変更できるようになりました。 Alias | Wavefront objファイルをロードできるようになりました。(まだ限定的) 起動時に自動的に640x480の解像度に変更するようにしました。
そのた、幾つかのマイナーチェンジがあります。
alphaのレベルで、今後幾つかの機能拡張を予定しています。ここで、若干の変更が発生する可能性があります。
cVAには、幾つかの基本概念があります。
cVAは、MIDIを中心に考えられています。
MIDIチャンネルにたいして、1つのセル(cell)が割り当てられます。
このセルは、様々な処理やデータの器(細胞)です。
セルには、実際にデータを生成(ジェネレート)する、ジェネ(Gene)が含まれます。
Geneには、テクスチャなどのイメージデータを司るIGene、モデルデータを
司るDGeneなどがあります。
これらのGeneは、幾つかまとまってリアクター(Reactor)に結合されます。
各Geneで生成された各種データは、リアクターによって反応して最終的な
出力になります。
各リアクターは、1つもしくは複数のジェネの組合わせを持っていて、
これにより可能なエフェクとが複数になることがあります。
概念 |
説明 |
Cell・セル |
cVAで使われる各種データ構造をまとめる器・細胞 |
Gene・ジェネ |
データをジェネレートするもの |
Reactor・リアクター |
各種のジェネが生成したデータを反応させ、最終出力をする |
|
|
cVAの実行環境ディレクトリーは、以下のようになりました。
exe-
|- cva.exe
|- glut.dll( GLUT3.7 DLL)
|- key.db
|- modules.db
|- imgs* ( Texture Image のフォルダー。これが一つのテクスチャセットになります)
|- Models ( Alias|Wavefront objフォーマット。これでモデルのセットとなります。
|- Reactors( reactor=エフェクとの設定フォルダー)
です。
imgs(半角英数)から始まる名前のフォルダーにはテクスチャとなる画像をいれます。
これは、複数指定可能です。
現在、読み込む順番は、一定ではありません。(内部的にソートしていない)
1−3 実行方法
実行方法によって、ウインドウモードでの起動とフルスクリーンモードでの起動ができます。
ダブルクリックで起動すると、ウインドウモードで起動します。
コマンドラインから
cva (return)
で起動するとウインドウモードです。
コマンドラインから
cva -f
で起動するとフルスクリーンになります。
cvafull.exeは、ダブルクリックでフルスクリーンモードで立ち上がるバイナリーです。
これは、プログラムで640x480の32ビットレンダリングモードを設定します。
key |
機能 |
F1-F12 |
マウスのx方向のトラックによって、リアクターのボリュームを変更する F12はグローバルエフェクト用 |
End |
MIDI on/off |
PageDown |
game controller ON/OFF |
上下矢印 |
リアクター変更 |
左右矢印 |
テクスチャ・セット変更 |
Home |
カーソル表示 On/Off |
リアクター名 |
機能 |
waver(ウェーブ) |
Wave系の2次元エフェクとをまとめたリアクター |
Tunnel(トンネル) |
Tunnel系のエフェクと |
Cloud(クラウド) |
cloudです |
Particles(パーティクル) |
パーティクル・エフェクと |
MetaReactor(メタボール) |
メタボール |
ObjViewer(モデルビューワー) |
Alias|Wavefront objファイルビューワー |
基本的な操作方法は、キーを押しながらマウスを動かすことです。
一種の仮想的なジョイスティックと考えられます。
各キー1つあたり、x方向とy方向の2つのパラメータをコントロールすることができるように
なっています。
各リアクターで共通の、標準的な機能です。
リアクターによっては、利用できないものがあります。
key と方向 |
|
q |
3次元モデルの回転 |
w |
x方向 :視線方向を軸にした回転 |
e |
3次元モデルのトランスれーション:x-y方向の移動 |
r |
テクスチャの移動(トランスれーション) |
t |
テクスチャのスケール |
y |
テクスチャ座標の回転 |
6 |
x方向: リアクターに含まれるエフェクと切り替え |
9 |
x方向画面上半分 : 絶対値でのテクスチャ指定 |
ウェーブには、 ウエーブ フロー
の2つのエフェクとがまとめられています。
key |
説明 |
1 |
x、y方向で |
6 |
x方向にポインタを移動すると、エフェクトのタイプが変わります。 |
トンネルには コーン プレーン フェニックス
の3種のトンネル的なエフェクとが入っています。
標準操作以外にはこれらの3タイプを選ぶ操作が加わります。
key |
説明 |
8 |
トンネル軸の変更 |
6 |
x方向にポインタを移動すると、トンネルのタイプが変わります。 |
ポリゴンを重ねて表示する効果です。
標準操作いがいに
key |
説明 |
1 |
x方向:ポリゴンの移動速度 |
6 |
x方向:後ろにあるポリゴンのテクスチャのスケール |
key |
説明 |
1 |
パーティクルの発生場所の移動(画面上で移動します) |
3 |
寿命のばらつきと、発生の同期をとります。 y方向に移動すると、各パーティクルの寿命にばらつきが出ます。したがって爆発でなく連続的に発生するようになります。 |
5 |
重力と空気抵抗を変化させます。x方向で重力の大きさ、y方向で空気抵抗の大きさを変化させます。 |
6 |
パーティクルの発生範囲を指定します。ポインタが画面中心のとき(0,0)発生範囲は最小(点)になります。 |
7 |
パーティクルの初期速度、方向を指定します。 |
8 |
パーティクルのポリゴンのサイズを変えます。 |
メタボールのエフェクトです。メタボールの数や動き方は、パーティクルと同じエンジンで制御されています。
パーティクルのコントロール方法を、参照してください。
標準的な操作が使えます。
MIDIチャンネル12はグローバルエフェクト用です。現在は
キー3で擬似ブラーが、かかります。
テクスチャは、イメージジェネによってリアクターに供給されます。イメージジェネは、複数のイメージデータを1つのセットとして保持します。
項目 |
仕様 |
注意 |
ファイルフォーマット |
SGI RGBAフォーマット |
|
解像度 |
2のべき乗 2,4,8,16,32,64,128,256,512 |
同じイメージセットに入るイメージは、はすべて同じ解像度でなくてはならない。 |
ファイル数 |
1つのセットあたり最大126 |
|
Adobe Photoshop
™を使うのであれば、SGI RGB用のプラグインがあります。アルファチャンネルは、チャンネルの追加をすると4番目のチャンネルが自動的にアルファチャンネルとして認識されます。
実行フォルダーの中に、"imgs"(英数半角のみ)殻始まるフォルダーを作ります。このなかにセットとしたいファイルをおきます。解像度がすべておなじであるか注意してください。cVAは、エラー処理を行いません。
3Dモデルも、テクスチャと同様セットとしてデータが、保持されます。ただし現時点では、テクスチャとはことなり1つのセットのみのサポートになります。
項目 |
仕様 |
制限 |
ファイルフォーマット |
Alias |Wavefront objフォーマット |
形状ファイルのみ、よみこまれます。すなわち .obj, .mtlファイルのペアのうち、.objだけが有効です。 |
ファイル数 |
最大126 |
|
MIDIパラメータは、キーとマウスによるパラメータと対応しています。
MIDI message |
CVA parameter |
key mouse |
標準設定 |
b0 7 |
7 |
Function Key(F1-F12) |
Function Key x方向マウス移動 |
b0 16 |
16 |
CVA_BTN_0 x方向 |
0 x方向マウス移動 |
b0 17 |
17 |
CVA_BTN_1 x方向 |
1 x方向マウス移動 |
b0 18 |
18 |
CVA_BTN_2 x方向 |
2 x方向マウス移動 |
b0 19 |
19 |
CVA_BTN_3 x方向 |
3 x方向マウス移動 |
b0 20 |
20 |
CVA_BTN_4 x方向 |
4 x方向マウス移動 |
b0 21 |
21 |
CVA_BTN_5 x方向 |
5 x方向マウス移動 |
b0 22 |
22 |
CVA_BTN_6 x方向 |
6 x方向マウス移動 |
b0 23 |
23 |
CVA_BTN_7 x方向 |
7 x方向マウス移動 |
b0 24 |
24 |
CVA_BTN_8x方向 |
8 x方向マウス移動 |
b0 25 |
25 |
CVA_BTN_9 x方向 |
9 x方向マウス移動 |
b0 26 |
26 |
CVA_BTN_10 x方向 |
q x方向マウス移動 |
b0 27 |
27 |
CVA_BTN_11 x方向 |
w x方向マウス移動 |
b0 28 |
28 |
CVA_BTN_12 x方向 |
e x方向マウス移動 |
b0 29 |
29 |
CVA_BTN_13 x方向 |
r x方向マウス移動 |
b0 30 |
30 |
CVA_BTN_14 x方向 |
t x方向マウス移動 |
b0 31 |
31 |
CVA_BTN_15 x方向 |
y x方向マウス移動 |
b0 72 |
48 |
CVA_BTN_0 y方向 |
0 y方向マウス移動 |
b0 73 |
73 |
CVA_BTN_1 y方向 |
1 y方向マウス移動 |
b0 74 |
74 |
CVA_BTN_2 y方向 |
2 y方向マウス移動 |
b0 75 |
75 |
CVA_BTN_3 y方向 |
3 y方向マウス移動 |
b0 76 |
76 |
CVA_BTN_4 y方向 |
4 y方向マウス移動 |
b0 77 |
77 |
CVA_BTN_5 y方向 |
5 y方向マウス移動 |
b0 78 |
78 |
CVA_BTN_6 y方向 |
6 y方向マウス移動 |
b0 79 |
79 |
CVA_BTN_7 y方向 |
7 y方向マウス移動 |
b0 80 |
80 |
CVA_BTN_8 y方向 |
8 y方向マウス移動 |
b0 81 |
81 |
CVA_BTN_9 y方向 |
9 y方向マウス移動 |
b0 82 |
82 |
CVA_BTN_10 y方向 |
q y方向マウス移動 |
b0 83 |
83 |
CVA_BTN_11 y方向 |
w y方向マウス移動 |
b0 84 |
84 |
CVA_BTN_12 y方向 |
e y方向マウス移動 |
b0 85 |
85 |
CVA_BTN_13 y方向 |
r y方向マウス移動 |
b0 86 |
86 |
CVA_BTN_14 y方向 |
t y方向マウス移動 |
b0 87 |
87 |
CVA_BTN_15 y方向 |
y y方向マウス移動 |
現在開発マシンは、CPU
Celeron 450MHz
Memory 128M
BM/B ASUS P2B-VM
Video DiamondMultimedia Viper V550(nVIDIA Riva TNT chip)
です。 高画質のためには、ヴィデオカードの選択が重要となります。